1.睡眠欲求と覚醒力

 人は毎日の生活の中で概ね同じ時間に眠気を感じ、同じ時間に目を覚ましています。このような規則性は概日リズム(体内時計)と呼ばれていますが、睡眠に関するリズムを維持しているのが「睡眠欲求」と「覚醒力」です。

 睡眠欲求と覚醒力のバランスによって眠気を感じたり活動に必要な覚醒水準が保持されたりしています。この調整には自律神経の働きやホルモン分泌が関わっており、光などの外的刺激やストレスなどの内的刺激に影響を受けます。

2.睡眠不足のリスク

 前回のブログでも触れましたが、具体的にいくつか挙げてみます。

 ・日中に感じる強い眠気や疲労感
 ・集中力・思考力・記憶力の低下
 ・頭痛・吐き気・めまい
 ・食欲の過少あるいは過剰
 ・ストレスを感じやすくなる
 ・うつなど精神疾患の前駆症状

 睡眠不足の状態が続くと、次第に日中の活動にも大きな影響を及ぼすようになり、症状が重い場合には活動すること自体が困難になってしまうこともあります。

 また、大人にとっても睡眠の影響は大きいですが、子どもの場合は健康の維持だけでなく、心身の発達にも影響してくるため、質・量ともに十分な睡眠がとれることがより重要になります。

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「文責:川上義之
 臨床心理士、公認心理師。病院や福祉施設、学校などいくつかの職場での勤務経験があり、心理療法やデイケアの運営、生活支援などの業務を行っていました。2019年に新宿四谷心理カウンセリングルームを開設、現在は相談室でのカウンセリングをメインに行っています」

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